【ゲームレビュー】オクトパストラベラーⅡ【ネタバレ無し】

ゲームレビュー

前作未プレイですが友人に『オクトパストラベラーⅡ(以下オクトラ2)』を勧められたので購入

100時間プレイをしたのでネタバレをあまりしないようにレビューしていきます

ゲームの世界観

『オクトパストラベラーⅡ』はその名の通り8人の主人公の物語です

『学者』『神官』『商人』『薬師』『盗賊』『狩人』『剣士』『盗賊』

の8人を操作しそれぞれの物語を進めていきます

パーティは4人で構成され、8人の中から4人を選びパーティを組んでいきます

ほづみ
ほづみ

ドラクエ7でパーティメンバーが増えてきたときのことをおもいだす

このキャラクター達はそれぞれで『フィールドコマンド』というアクションがあり、村人等のNPCにキャラ特有のアクションを行えます

NPCの上に表示されているものがフィールドコマンド
フィールドコマンドによってアイテムを奪うことも可能

これがストーリーに関わってきたりもするのが面白さを際立てます

ほづみ
ほづみ

小さい子どもから「パン」や「キャンディ」を奪うこともできます
心が痛むのでちょっとで…すみません何回か奪いました

またそれぞれ固有の物語を進めて行くのですが、パーティに誰を編成してるかによって会話(パーティチャット)が発生したりと別の物語ながらもキャラクターが関わるシーンを見ることもできます

HD2Dで作られる没入感

このゲームは『HD2D』というグラフィックで作られています

キャラクターはドットながらも風景に奥行きがあり立体感のある世界です

プレステ版のドラクエ7が進化したらこんな感じかな

この世界感がまた独特な雰囲気を醸し出していてゲームの世界に没入できます

古き良き作りの中に新しさも入ったHD2Dは昔のゲームが好きならハマること間違い無しです

戦闘システム

エンカウント

戦闘は『ランダムエンカウントシステム』です

フィールド移動中にランダムで戦闘になりますが頻度もそこまで多くない為ストレスにならない程度で戦闘が起こります

戦闘

戦闘中は『ターン制コマンドバトル』で行われます

次のターンどの順番で動くのかまで分かるので戦略を立てやすいです

また敵にはHPとは別にシールドポイントという数値があり、弱点をつくとシールドポイントが削られ行動不能になるというのもあります

こちら側の攻撃には『底力』『ブースト』というものがあり、必殺技や技の威力の底上げも可能です

このシステムはバトルをマンネリ化させにくく戦略性もありおもしろかったです

このシールドポイントをどの場面で削り切るか、どこでブーストして威力を上げるか、底力をどのタイミングで使うかというのも、戦略の幅を広げる要素になっていて面白いです

不満点

ゲーム内の不満点としては以下の2つがあります

  • 主人公の入れ替えが不可
  • キャラの入れ替えが面倒

主人公の入れ替えが不可

オクトラ2では最初に主人公の選択があります

僕は学者でスタートしました

主人公は選ぶとそのキャラクターの最後の章をクリアするまで入れ替える事ができません

そのため全キャラクターのストーリー内に組み込まないといけないのですが、そのせいで経験値が偏り1人だけレベル高いという状況が起こっていました

他のキャラをレベル上げようにも比例して主人公キャラのレベルが上がるし満遍なく育てたい僕としては不満点ではありました

キャラの入れ替えが面倒

前述した通り8人のキャラクターから成る4人パーティになりますが、この入れ替えは酒場でしか行えません

オクトラ2の面白いところとして『フィールドコマンド』というのがあります

このフィールドコマンドはもちろんパーティにいなければできないのですが昼夜で行動が違ったりNPCの場所が違ったりと、キャラを入れ替えなければいけない部分が多々出てきます

その度酒場に行かなければいけないのは面倒だなと感じました

まとめ:昔ながらのRPGが好きならハマる作品

僕自身最近のゲームをしていて感じていたのは『便利過ぎる』という事です

ゲーム中で不便な事があるけど「レベルが上がれば楽になる」「スキルがあれば楽になる」

というのが10年以上前の僕の好きなRPGでした

それが今となってはゲームは消耗品に近くなってしまい、単発でできるゲームや手軽にできるゲームが多くなったなという印象です

まぁソシャゲが流行るくらいなので手軽な時間潰しがちょうどいいのかもしれないですけどね

それがこのオクトラ2はどうでしょう

不便です

程よく不便です

人によってはイライラする要素なのかもしれないですけど

酒場に行く→メンバーで景色が違う

それが僕には心地のいい不便さでした

ストーリーが小分けで少し時間が空くとストーリー思い出すの大変だなぁ

っていうのはありましたがプレイする中で「あー!」と思い出せるシーンもあったりとこのゲームシステムだからこそ配慮されてる部分も伺えたので僕としてはすごく満足できる作品でした

なので『昔ながらのRPGが好き』もしくは『じっくりゲームを楽しみたい』という人にはおすすめです

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